サ責として仕事を受けるときに最初に気になるのが「駐車場」問題です。
支援内容もそうだけど、コレは、訪問介護にとって、かなり切実な問題なのです。
ちょっと現場で起きている事や感じてることを書いてみますね。
駐車場がないって、普通にある
地方だとヘルパーさんはほぼほぼ車移動です。
だから「駐車場がない」は、それだけでちょっと詰んでしまいます。
よくあるのが
- もともと駐車場がない。
- 家族が常時停めている。
- 物置や物干しになってる
- マンションの来客用しかなく、安定して確保できていない
こういうの、珍しくありません。
でも、「今まで駐禁は取られたことがない」とか「それはケアマネや事業所が考えること」などと言って、当人との問題意識にギャップを感じることも・・・
どうしてるかというと
正直、工夫しながらやってます。
- コインパーキングに停める(これは事業所負担)
- お店の駐車場に停めて歩く
- ちょっと離れたところに停める
- ヘルパーさんを毎回送迎する
- 警察に申請して駐車許可証を取る(取れる場所に限る)
- 事業所が駐車場の荷物を片づけて確保する
ただ、こう言うケースは、事業者、ヘルパーにとってかなりの負担になってきます。
一番きついのはここ
駐車禁止を取られたとき。
うちの場合は、罰金は本人負担。
これがだいたい15,000円前後、停め方によっては18,000円くらいになることもあって、
一回でもかなりダメージが大きい。
実際、それがきっかけでヘルパーを辞める人もいるくらい。
※駐車禁止の場所でなくても、通報されて警察が来ることもあり、その場の状況によっては移動を求められたり、違反になるケースもあります。
事業者もヘルパーさんに路駐させるのは厳禁で、絶対に確保しないといけません。
それもあってか、最近は
「駐車場が確保できないお宅は受けない」
という判断をする事業所も出てきています。
うちも、そういう方向になっています。
たぶん、同じようなところは増えてるんじゃないかなと思う。
利用者さん側の事情もわかる
だからといって、「じゃあ何とかしてよ」とも言いにくいのです。
- 駐車場を増やすのは簡単じゃない
- 家族もそれぞれ生活がある
- そもそも問題として感じてないこともある
実際、急に介護が必要になって、
そこまで手が回らないことも多いと思います。
駐車場のことまで考えないといけない、というのも
正直、負担が大きいですね。
だからこそ、この問題って後回しになりやすいし、
気づいたときには、逆にそこがネックになっているケースもあるかもしれません。
うまくいってるお宅もある
もちろんご協力いただいているお宅も沢山あって
- 訪問の時間だけ空けてくれる
その時間だけ車を移動してくれたりして、確保してくれています。 - 近所に借りてくれている
ご近所との関係があるので、当人やご家族が直接お願いしてくれています。 - 駐車場を借りてくれている
訪問介護のほかにもご家族や訪問看護など訪問が多いので、駐車場を借りてくれています。 - 利用者さんやご家族が駐車場を使えるように片づけてくれている
ヘルパーさんが車を入れやすくなりました。
こういった風に動いてくださっています。
こういった協力がいただけるおかげで、支援が無理なく継続できています。
正直なところ
- 事前に駐車場所について話しておく
- 使える場所があるか確認しておく
- 「この時間だけ空けられるか」を家族と調整してみる
これらを少し心にとめておいていただけたらな~と思います。
実際、それだけで無理なく続けられているお宅もいっぱいあるからです。
【ちなみに】
うちの実家の駐車場は、近所の方の家に訪問看護やヘルパー、入浴が来た時の車の移動先になっています。母もその近所の方にお世話になってるので、お互いさまということで。
日ごろからのご近所との関係性が大切なのかもしれません。
まとめ
訪問介護の事業所やヘルパーが減ってきている中で、
駐車場の確保が難しいお宅は、後回しになりやすいのが現実です。
実際に、「駐車場がないなら受けない」という判断も増えています。
その結果、いざ必要になったときに、
引き受けてくれる事業所が見つからない、ということも起こり得ます。
少しでも調整できるところがあるか、
一度考えておくだけでも違うかもしれません。

