「銀行の暗証番号が分からん!」
「お正月の筑前煮、どうやって作るんやったっけ?」
最近、母からの電話でドキッとすることが増えました。
母は昔から天然なところがあるので「またまた〜」と笑って済ませることも多いのですが、心のどこかで「これって大丈夫かな…」と不安になります。
同じように「親の物忘れ」にドキッとした経験、ありませんか?
物忘れと認知症は違う?
ちょっと調べてみると、”普通の物忘れ”と”認知症の始まり”って似ているようで全然違うんですね。
- 普通の物忘れ:晩ごはんを思い出せないけど、あとから「あ、カレー食べたわ!」と思い出す。
- 認知症の物忘れ:そもそも「ごはんを食べたこと自体」を忘れてしまう。
母の場合は「忘れるけど、思い出せる」段階。
それでも「早めに予防できるならしておきたい」と思うようになりました。
食事でできること
母も気にしているらしく「ブルーベリーとアボカドが物忘れにいいんやろ?」と頑張ろうとしています。
でも実際、食材でカバーするのって結構大変なんですよね。
- 青魚(DHA・EPA):一人暮らしの母は魚料理が減りました。食事量も少な目。
- ナッツ(ビタミンE):食べすぎるとカロリー爆弾
- カレー(ターメリック):認知症にいいと言われても、毎日食べたらインドの人でも飽きるレベル
というわけで、私は「無理せず続けられるもの」を探しました。
サプリで手軽にサポート
私は魚を毎日食べるのは大変なので、母にはまずDHAサプリを買いました。
「これなら毎日飲めるし簡単!」と母も気に入って続けてくれています。
他にも候補にしたのは…
- イチョウ葉エキス:ドイツでは医薬品扱い。血流サポート+記憶力に効果あり。
- MCTオイル:脳のエネルギー源になる”ケトン体”を増やしてくれる。コーヒーや味噌汁に入れてもOK。
高額なプラズマローゲンも気になったけど、いきなり手を出すにはハードルが高いのでパス。
まずは「続けやすい」ものを優先して、DHAサプリ+MCTオイルから始めてみました。
運動でできること
食事やサプリだけじゃなく、運動も認知症予防に効果的だそうです。
- 散歩やウォーキング:血流改善&リフレッシュ
- 筋トレやストレッチ:筋肉を動かすと脳も活性化
- ダンスやリズム運動:楽しく脳を刺激
ただ、うちの母は「暑い」「寒い」「雨降りそう」と言い訳を並べて外に出たがらない…。
そんな母でもできそうなのが 室内トランポリン。
実はこれ、福岡でもシニアに人気らしく「楽しみながら認知症予防できる」と話題なんです。
母もSnowManの目黒くん推しなので、テレビ見ながらピョンピョンしてもらえたら最高(笑)。

母は、snowmanの目黒くん推しです!目黒君のおかげで一人暮らし頑張れているくらい大好きです。目黒君に感謝♡
認知症予防は生活習慣から
- よく眠ること → 脳の老廃物を掃除してくれる
- 人と話すこと → 脳の刺激になる
- 推し活や趣味 → 母はSnowManの目黒くん推し。おかげで毎日元気(笑)
認知症予防って、結局「楽しく続けられること」が一番なんだなと思いました。
あと密かに注目「日記をつける」
私が、注目をしているのは、「日記をつける」です。
記憶力の向上、脳の活性化、ストレスの軽減、感情の整理など、日記をつけることで脳に多くのポジティブな影響を与えることができます。
研究によれば、日記を書く習慣がある人々は、認知症の発症が約40%遅れる傾向があるとされています。

母に日記を勧めてみたけど、全然乗りきじゃない😿
向き不向きがあるかも。絶対いいと思うのにな~
まとめ:無理せず、一緒に続ける
親に「これが体にいいからやりなさい!」って言っても、だいたい聞いてくれません。
逆に「一緒にやろう」と言うと、案外素直に続けてくれたりします。
私は…
- DHAサプリを一緒に飲む
- おやつにナッツやチョコを一緒に食べる
- 推し活を一緒に楽しむ
そんな小さな積み重ねを意識しています。
完璧じゃなくてもいい。
できることを、できる範囲で、親と一緒に。
それが一番の認知症予防になるんじゃないかなと思います。