★読み聞かせボランティアの本探し【中学年編】

読み聞かせボランティア
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3~4年向けの読み聞かせ絵本を紹介します。
相手は10歳前後のギャングエイジです。

私の方針は、「男の子の心をつかむ」ってことかな?

クラスの雰囲気は、男の子で決まることが多いかも。男の子がうるさいとクラス全体が落ち着かないような気がします。女の子は、大人なので、どんな本であろうが静かに聞いてくれるのですが、やはりクラスの雰囲気に引っ張られちゃうので、男の子を制すのが私の方針。

男の子が好きそうな絵本を選んでます。私の方針は、男の子に媚びてるのかな?

キャベツがたべたいのです

うけます♪表紙を見ただけで、ワクワクするのか注目してくれます。
チョウチョたちの話なのですが、そのチョウチョがいわゆるキレイではなくって(笑)
青虫からチョウチョになったのはいいけど、キャベツがたべたくてたまりません。
そこで向かったのが、八百屋さん。この八百屋さんの計らいで、おまじないの効いたジュースを飲んだチョウチョたちは・・・

とっても現実離れしてて、笑えるお話なので、反応がおもしろいです。

そして「おまじない」の秘密をみんなに聞いていきます。
ヒントをあげると、みんな「あ~」と言って、目が輝いて楽しそうですよ。

困った時にはコレと決めています。

読み時間7分

とりになったきょうりゅうのはなし

私がおもしろくって読んであげたら、案外興味津々で聞いてくれた絵本です。

恐竜と言えば、想像するのはトカゲのデカイヤツって感じの古い私でしたが、この本を読んで目からうろこで、納得しました。

今の子供たちは、小さい頃から恐竜の進化版は鳥だって、最初から学んでるのかな?

恐竜の名前をスラスラっと言えるように、練習が必要かな。

読み時間5分

きょうのごはん

食育がテーマの時に読みます。必ず問いかけしながら、読むんですけど、反応が良いです。

ゆうごはんの準備をするのを覗くネコ、何を作ってるのかな?と思うと、ページをめくると料理かデーンとリアルなクレヨン画で描かれています。それがおいしそうで。

準備段階の絵を見せて、「なに作ってるのかな~」って声掛けすると、みんなが思い思いに声をあげてくれます。そしてページをめくる→ワァ~っ(おいしそうっ)って感嘆が。

そして、ネコはまた隣の家に行って、それぞれの家のゆうごはんを見ていくのです。

飽きずに最後まで聞いてくれますよ。

読み時間は・・4分

ウリオ

女優の室井滋さんの絵本です。

ある日、ある一軒の家にイノシシの子どもウリ坊がやってきた。名前はウリオ。
最初は家の中で飼われていたが、どんどん体が大きくなって、庭で飼われることに
なってしまう。ウリオは、悲しみの末、山に戻ることにする。ところが・・・。動物と人間の絆を描く、実話を元にしたハートウォーミングなお話です。作者は、人気女優・室井滋。
絵は、大人気絵本作家・長谷川義史。

Amazonより

みんなウリオに情が沸いてくるので、途中からの展開にウリオかわいそうってお話にはまっていくのが伝わってきます。ちゃんと起承転結の効いたお話なので、聞いてる生徒も納得して、気持ちがスッキリして読み終えることができます。朝はそんなのがいいのかな。

読み時間 計測してない💦

ヘンゼルとグレーテル

↓に出ているのは、私が読んでいる本と違う出版社の絵本なのです。
どうやら絶版みたいで。。。

ヘンゼルとグレーテルと言えば、お菓子の家が有名ですが、内容はあまり知らない生徒が多いです。昔話とかこういった童話は、聞いたことあるけど、意外と読まれてないようです。
なぜなら、けっこう長かったり、残酷だったりするので、省かれていたり、幼稚園などで読まれなかったりするみたいです。

ヘンゼルとグレーテルは、長くなくて読みやすいし、お菓子の家を見つけるっていうメインイベントがあるので飽きずにワクワクして聞いてくれます。

最後は、継母の正体がほのめかされて終わるのですが、それはみんなに「なんで継母はいなくなったのかな~」と問いかけると、すごく盛り上がって終わることができますよ。

読み時間 7分

くわずにょうぼう

鬼ばばぁのお話はいっぱいありますが、私が好きなのは、頭から大飯を食らう衝撃が大好きで、この絵本を選んでしまいます。
ほかにも「さんまいのおふだ」とか「うまかたやまんば」とかもおもしろいですよね。

こういった昔話は、繋いでいきたいので、必ず読むようにしています。

この鬼ばばは、菖蒲が大の苦手で、菖蒲のおかげで逃げる主人公は助かるのです。
ちょうど5月の節句の頃に読みたい絵本です。

読み時間6分

かっぱ

中学年くらいから怖い本に興味津々、怖いもの見たさで大好きです。

ちょうど良い怖さなのが、この「かっぱ」です。

もう表紙から怖いので、ビビりながらも聞く体勢バッチリ。絵のインパクトは絶大です。

釣りから帰ってきた父親は、「かっぱにおそわれた」といって着物はびしょびしょ、目はうつろ。
父親が「また、かっぱがおいかけてくるかもしれないから」というので、
女の子は戸にしんばり棒をしっかりとかけなおします。
そこへ、トントンと戸をたたく音がして、聞くと父親だというのです。
家の中と外、父親がふたり!? 
はたして……

Amazonより

新刊で注文ができないようです。中古本ありますが、値段が高騰していますので、ご注意ください。定価は1,320円です。
表紙をお見せするために広告を入れていますが、ご注意ください。

読み時間 8分

高学年向けの記事もあります。