
読み聞かせ時間は8~10分
「ウエズレーの国」っていう絵本、知ってますか? これ、小学4年生の文部科学省推薦図書にも選ばれているんだけど、めちゃくちゃ深い話なんです。
私は、夏休み前になると必ずこの本を読み聞かせします。娘も私もこの本の大ファンで、何度読んでもおもしろいんです。
4年生向けになっていますが、高学年全般にとても合ってる感じです。
ざっくり言うと、知的好奇心がガンガンくすぐられる内容なのです。
「今やってる勉強って、こうやって役に立つんだ!」って感じられて「勉強なんて意味あるの?」って思ってる子たちに、説教臭くなく伝わっていくような一冊になっています。
どんな話?(あらすじ)
ウエズレーは、ちょっと変わった男の子。クラスの他の子と同じことをしないし、ファッションのセンスも独特。だから、いつもからかわれてる。
でも、彼は全然気にしない。むしろ、「じゃあ、オレはオレのやりたいことをやる!」って夏休みに自分だけの国を作ることをひらめくんです。
庭に不思議な植物を育てて、それで食べ物や服を作る。さらに、独自の言葉まで作ってしまう!
最初は「変なヤツ」と思っていたクラスメートも、だんだんウエズレーの国に興味を持ち始めて……?
ここが見どころ!
① 周りに流されないウエズレーのかっこよさ!
ウエズレーって、他の子と違っても気にしないんです。みんなにバカにされても、自分の好きなことを貫く、その姿がとってもGOOD!
「この子おもしろいな~」って、我が道を行くウエズレーに興味津々になっていきます。
② 勉強がこうやって役に立つんだ!
「これ、学校の勉強でやったやつじゃん!」って思うシーンがたくさんある。
- 植物を育てて食べ物を作る → 理科
- 服を作る → 図工 家庭科
- 自分だけの言葉を作る → 国語
ウエズレーは、学校で習ったことを活かして、自分だけの国を作り上げてるのです。
「勉強なんて意味ない!」って思ってる子に「いや、使い方次第でめっちゃ面白いことができるよ!」って伝えられるポイント。
③ 最後にクラスメートの反応が変わるところ!
「変なヤツ」とバカにしてたクラスの子たちは、ウエズレーのやってることが気になって仕方ありません。ウエズレーは自分の好きなことに没頭していたら、いつの間にか周りを巻き込んでしまって。。
ウエズレーみたいな子って、周りに影響与えていくんですね。
作者について
この本を書いたのはポール・フライシュマンっていうアメリカの作家さん。
彼の作品は、「自分で考えて動くことの大切さ」を伝えてくれるものが多いそうです。「ウエズレーの国」も、そのメッセージがギュッと詰まっています。
クラス全体が聞く体勢になる言葉
この本を読む前に、子どもたちにこんな質問を投げかけてみると読み聞かせ体勢はバッチリ!
- 「自分の基地持ってる子、作った子とかいる?手を挙げてみて!」
↓
誰か手を挙げるので発表させる。へぇーと関心を寄せて
↓
「ウエズレーって子はこんな基地を作ったので聞いてね~」 - 「夏休みの研究課題は決まった?何する?」
↓
誰か発表してもらう。
↓
「ウエズレーの夏休みの研究課題はこんなのです。読むよ~」
これを言うと、特に男の子たちが反応して、こぞって手を挙げて発表します。ここであんまり興奮させないで一人くらいに聞いたら、次の言葉を言って、読み始めます。
これで、集中力がグンッとアップします。集中ってこっちにまで伝わってくるんです。それがめちゃくちゃ快感なんです。
子どもたちの反応
読み聞かせをすると、ウエズレーの国の作り方にめちゃくちゃ食いついてきます!
「この植物、どんな味するんだろう?」「自分の国だったら、こんなことしたい!」って、想像を膨らませる子が多いんですね。
そして、ウエズレーがクラスの子たちの態度を変えてしまうラストには、「最初はバカにされてたのに、すごい!」って驚きます。
特に、「勉強がこんなふうに役立つんだ!」って気づくと、
「学校でやったこと、使えるんじゃん!」 「これなら勉強しても楽しいかも!」
みたいにつながっていく!(つながればいいなー)
もっと楽しむために…
読み聞かせのあとに表紙や裏表紙をめくると。
ウエズレーの作ったウエズレー語がのっています。これをみんなに見せてあげると、すごく興味深々って顔で覗き込みますよ!知的好奇心がしっかりとくすぐられているのがわかりますよ。
娘のクラスでは、読み聞かせのあと、学校の図書室の「ウエズレーの国」が速攻で貸し出し中になって、貸出待ちが何人も出たそうです。特に普段、絵本を読まない男の子に人気だったそうで。
読み聞かせ冥利につきますね。
まとめ
- 知的好奇心を刺激する絵本
ウエズレーの自由な発想と行動力が、子どもたちの「考える楽しさ」を引き出す。 - 自分の好きなことを貫く大切さ
周りに流されずに、自分らしさを大切にするウエズレーの姿に勇気をもらえる。 - 「勉強の意味」が実感できる
学校で学んだことが実際に役立つ場面が多く、勉強が「自分の世界を広げる道具」だと気づくきっかけになる。 - 読み聞かせの効果抜群!
物語に引き込まれ、「自分ならどんな国を作る?」と考え始める子が多い。 - 読後のアクティビティもおすすめ
「ウエズレー語」を見せたり、「自分の国を考えてみよう」と問いかけると、さらに盛り上がる!
高学年の子どもたちにぜひ読んでほしい、おすすめの一冊でした!
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